PS5を1年使ったレビュー——買ってよかったソフトと、正直微妙だった点

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PS5を買ったのは2022年の12月、抽選に5回落ちてやっとゲットできたときだ。定価69,980円(当時)を握りしめてヨドバシカメラの当選メールを見たときの興奮は今でも覚えている。

あれから1年以上経った。本体を買ってから今日までに購入したソフトは12本、プレイ時間はトータルで400時間を超えた。今回は「買ってよかったソフト」と「PS5本体として正直微妙だった点」を全部ぶっちゃける。

この1年でプレイしたソフト一覧

まず全体の概観を示すために、プレイしたタイトルとクリア状況をまとめる。

タイトル プレイ時間 評価 状況
FF16 約65時間 ★★★★★ トロコン達成
スパイダーマン2 約40時間 ★★★★★ トロコン達成
エルデンリング 約110時間 ★★★★★ 周回2回
Horizon Forbidden West 約55時間 ★★★★☆ メインクリア
ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク 約70時間 ★★★★★ トロコン達成
デビル メイ クライ 5(PS4版) 約30時間 ★★★★☆ SSランク周回中

他にもデモを触ったタイトルは10本以上あるが、フルプレイしたのは上記6本プラスその他数本といったところだ。

買ってよかったソフト3本

1. エルデンリング(110時間)

正直、最初の5時間は「これ、無理かも」と思った。最初のボスであるマルギットに17回死んだ。17回だ。普通のゲームなら1時間で終わるようなボスに、僕は3日かかった。

でも諦めなかった理由は、ゲームの世界そのものが面白かったからだ。朽ちた城の廃墟、霧の中に見える巨大な影、NPCが口ずさむ謎めいた言葉。「このゲームの世界はいったい何なんだ」という疑問が足を引き止めた。

110時間かけて2周した頃には、初見で殺されまくったボスたちを1発で仕留められるようになっていた。「うまくなっていく体験」これだけで元が取れたと思う。

PS5でプレイすると、フレームレートが60fps固定で非常に安定している。PS4版との差は明確で、特に激しい戦闘中の視認性が段違いだ。

2. ファイナルファンタジーXVI(65時間)

FF15の失望から「もうFFはいいかな」と思っていたが、FF16は本当に良かった。特にフィールド召喚獣バトルの演出スケール感はPS5の処理能力があってこそで、他のプラットフォームでは絶対にできない体験だと感じた。

ストーリーは中世ヨーロッパ的な政治劇で、これまでのFFシリーズとはかなり毛色が違う。ロールプレイングというより、ほぼアクションゲームだ。それが賛否両論になっているが、個人的にはアクションゲームとして傑作だと思う。

DualSenseのアダプティブトリガーが効いていて、剣を振るたびに手に微妙な抵抗感がある。これが地味に臨場感を上げている。

3. スパイダーマン2(40時間)

移動だけで楽しいゲームは初めてかもしれない。ニューヨークのビル街をウェブスウィングで飛び回るだけで1時間溶けた。ゲームというより「スパイダーマン体験ソフト」だ。

4K・60fps対応で、夕暮れのマンハッタンを飛ぶシーンの画質はスクリーンショットにしてそのまま壁紙にしたくなるレベルだ。ロード時間はほぼゼロで、ファストトラベルをすると本当に一瞬で画面が切り替わる。「SSDってすごいんだな」と体感できる。

PS5本体の体感レビュー

ロード時間:これだけで買う価値がある

PS4時代、エルデンリングの「ゲームを再開する」から操作できるまで約20秒かかっていた(友人のPS4で確認済み)。PS5では2〜3秒だ。頻繁に死ぬソウルライクゲームで、この差は累積で数時間分の節約になる。

ファストトラベルの短縮効果は特にオープンワールドゲームで大きい。スパイダーマン2のファストトラベルは体感0.5秒。PS4版スパイダーマンと比べると別ゲーだ。

DualSense:慣れると離れられない

アダプティブトリガーとハプティックフィードバックは、最初は「ふーん、へえ」程度の感想だった。でも1ヶ月経った頃に友人の家でPS4のDualShock4を使ったら、なんか物足りなさを感じた。

特に印象的だったのはアストロボット(無料体験版)のハプティック。雨粒の質感、砂の上を歩く感触、草むらをかき分ける振動がコントローラーから伝わってくる。「え、こんな使い方があるの」と驚いた。

難点はバッテリーの持ちが悪いこと。連続プレイだと3〜4時間で充電が必要になる。前のDualShock4の方が長持ちしていた印象がある。

4K対応:テレビが重要

PS5は4K出力に対応しているが、これを活かせるかどうかはテレビ次第だ。僕はソニーのX80Lシリーズ55インチを持っていたのでそのまま繋いだが、仮に古いフルHDテレビに繋いでいたら4Kの恩恵はゼロだ。

4KとフルHDの差は、距離によって全然違う。55インチを2〜2.5メートルで見ると、特にグラフィックの精細なゲームで差が出る。ただ、「ゲームが劇的に楽しくなる」かというと、それはない。あくまで画質の向上だ。

正直微妙だった点

本体サイズが大きすぎる

ラックに収まらなかった。僕のAVラックはPS4 Proのサイズ前提で設計されていて、PS5は横置きにしても縦置きにしても入らなかった。結局、ラック横の床に直置きしている。見た目があまりよくない。

テレビボードを新調することも考えたが、ゲーム機のためにテレビ台を変えるのは本末転倒な気がしてまだ保留中だ。

ソフトの価格が高い

新作タイトルの定価が8,000〜9,000円台になっている。FF16は9,878円(税込)だった。PS3時代が6,000〜7,000円だったことを考えると、1本買うハードルがかなり上がった。

セールを活用するようになったが、それでもゲームへの出費は年間で6〜8万円程度かかっている計算だ。

冷却ファンがうるさい場面がある

エルデンリングのような高負荷ゲームをプレイしていると、冷却ファンの音が結構する。静かな深夜に遊んでいると気になる。PS4 Proも五月蠅かったが、PS5は出力が上がっている分、熱も増えているのだろう。

縦置きから横置きに変えたら多少マシになったが、それでも気になるときはある。

まとめ:結論として買って正解だったか

結論から言うと、エルデンリング、ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク、スパイダーマン2の3本だけで買って正解だったと思っている。この3本合わせて220時間のプレイ時間、満足度で言えばゲーム史上でも上位に入る。

ただ、「今すぐPS5を買うべきか」と聞かれたら、2024年現在なら「ちょっと待てる人は在庫が安定した今が買い時」と答える。抽選バトルは終わって定価で買えるようになった。あとは遊びたいソフトが3本以上あるなら買っていいと思う。

PS4でも遊べるタイトルがまだ多いので、「これがPS5でしか遊べない」キラーコンテンツは正直まだ少ない。でもロード時間の短縮とDualSenseの体験は、一度味わうともう戻れない。

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